英語

SVOC

VSOPではありません、SVOCです。

中学英語ではmakeやcallなどで登場、高校からは様々な形で出てきます。

SVOCは一言で説明できるようなわかりやすいものではないので、苦手な人が多い印象です。

私なりにSVOCをわかりやすくまとめてみたので、ぜひ参考にしてみてください。

SVOCで1番大切なこと

まず、誤解を恐れず言うとSVOCの訳し方は

OがCしている(である)ことをVする」です。

この訳し方からわかるのは、

OとCは”隠れ”主語・述語になっているということ。←1番大切

例文で確認しましょう。

文章を見ると、目的語peopleの後に動詞のlaughがきています。

まずは、OとCであるpeopleとlaughが主述関係にあることを確認しましょう。

peopleがlaughするんです。

先ほど紹介した訳し方に倣うと、

「peopleがlaughしている状態(こと)をmakeする」です。

そこから転じて「peopleを笑わせる」になります。

述語というのは「Sは〜〜する」の”〜〜する”にあたる動詞だったり、

「Sは〇〇です」の”〇〇”にあたる名詞・形容詞であったりします。

SVOCの判断基準

ですから、SVOの後に動詞・名詞・形容詞が続けばSVOCの可能性大

注意

一応SVOの後に名詞が来るとSVOOの場合もありますが、SVOOはパターンが割と限られてます。

give, send, buy, show, teach, call ら辺がSVOOをとれる動詞です。

SVOOはそこそこレアなので、まずはSVOOの方を押さえておきましょう。

(そんなに難しくないからここでは解説しない)

「SVOOじゃないならSVOC」のノリで行くのがおすすめです。

また、OとOは主述関係にないことに注目することでSVOCと判別可能です。

以下のcallを使った例文を見てみましょう。

まずそもそも前提知識としてcallは、

SVOOなら「OにOを呼んであげる」、SVOCならば「OをCと呼ぶ」

の意があります。

今回の例文はそれぞれどっちなのでしょうか?

判断する方法は主述関係にあるか否かです。

SVOにの後ろに続くものが名詞ならば、be動詞を補って考えましょう

(続くものが動詞ならば主述関係にあるのは言うまでもないですね)

上は主述関係が成立するのでSVOC、下は違うのでSVOOです。

「彼らはその男を”せごどん”と呼んだ」、「彼は私の為にタクシーを呼んだ」

簡単ですね!

SVOCのパターン

パターン化できると落ち着くという方は多いと思うのでパターン化します。

SVOCのパターン

① 知覚動詞

② 使役動詞

③ find, consider型

④ call, name型

それぞれ説明したらとんでもない長さになってしまいますね。

別ページで説明するか…。

ただし、いずれの場合においても

先述の通り「OがCしている(である)ことをVする」と訳すことに間違いはありません!

それさえ忘れなければ、各々のパターンを学ぶ負担も減るはずです。

以下、各パターンのページに飛びます。

-英語