人と何か心理を読みあう遊びをしたことはあるでしょうか。
身近な遊びだとババ抜きとか、じゃんけんもその一つと言えるかもしれません。
株とかになってくると遊びとはいえませんが、これも心理を読みあう部分が無きにしも非ず。
いずれにせよ、「相手が自分だったらどうするか?」を考えながら自分の行動を決定していきます。
国立大には足切りという制度があります。
共通テスト(センター試験)の点数が足りないと2次試験を受けられないというものです。
私が学生の頃の東大の理科一類はボーダーが例年78 %(700/900)前後でした。
まあこのくらいなら「そもそも突破しないと2次試験受かるわけないよね」なのですが。
2012年度、私が高2の時のボーダーが85%という数字に跳ね上がりました。(理科二類は82 %)
これは「そもそも突破しないと」では済まないレベルで、国語との相性が悪かったりすると東大模試A判定の人でも落ちる可能性のある恐怖の年でした。
この恐怖は、「次もそうなるかも」と私の学年まで伝播します。
よりによって、私が受験する2013年度のセンター試験は過去一難しい年度でした。
東大受験者や医学部受験者でも85 %を超えた人はあまり多くなかったでしょう。
さて、志望大学を変更するか?
多くの受験生が悩んだはずです。
東大理科一類志望の同期であったハヤシくんは自己採点で75 %、670 点くらいでした。
正直ダメもとではありましたが、2次試験にこぎつけるため志望を理科二類に変更します。
その年度の足切りボーダーはどうだったか?
理一が574点の64 %(過去最低)、理二76 %。
その同期は理一のままならくらわないはずの足切りを食らいました。
全国の受験生も去年の足切りにビビって理一を避けたわけです。
去年の足切りが高かったからそこを避けるとか。
校内で○○大学医学部を受ける人が多いからそこを避けるとか。
結局みんなもそういう情報は持っていて、自分と同じような判断を下します。
ですから、中途半端に逃げてしまうと逆に痛い目をみるというシーンを何度も見てきました。
人間を相手にしている場合、なんだかんだで相場は落ち着きます。
共通テストが難しい年度などは、普段は人気のない逃げ先の倍率がとんでもないこともよくあります。
別に、逆張りをしろと言いたいわけではありませんが。
最後にものを言うのは度胸です。
第一志望はちょっとやそっとのことで変えるもんではない。