ゆかり塾について
令和4年3月 開校
ゆかり塾は令和4年3月より開塾しました。
私は生徒一人ひとりが自信を持って勉強できるよう、また「成績が伸びて勉強が楽しい」といってもらえるように最善の努力を尽くしたいと考えています。受験や勉強に関してお悩みのことがありましたらいつでもご相談ください。
塾長紹介
塾長 川口 京
【略 歴】
平成25 年 ラ・サール高校 卒業
平成29 年 東京大学 工学部 卒業
平成31 年 東京大学大学院 機械工学専攻 前期課程 修了
平成31 年 陸上自衛隊 勤務
令和4 年 ゆかり塾 塾長
【当時の成績】
ラ・サール高校 学校賞 受賞
化学グランプリ 高2で九州1位
東大模試 全てA判定
東大2次 物理 9割
塾長の自己紹介
はじめまして! 塾長の川口と申します。
私は鹿児島県生まれで小中時代を主に牧園町と十島村、あと県外ですがフランスで過ごしてきました。
転校が多い時期でしたがクラスメートに恵まれていたこともあり、どこも楽しい思い出でいっぱいです。
趣味は作曲や楽器演奏(ピアノ、サックス、カホン)です。
中学受験という世界
さてさて・・・
小6の10月ごろ(当時は離島)、私は中学受験のドラマに影響されラ・サール中を受けようと勉強を始めました。
中学受験をご存知の方からは「なめるな」とお叱りを受けそうですね…。
実際、学校のテスト以上の存在を知らなかった私はラ・サールの過去問を初めて目にして卒倒しました。
急いで対策をしようとするものの時間も足りず、結果はあえなく惨敗。
おそらく点数を2倍にしても合格してなかったと思います。
逃げずに挑戦したところは今でも褒めたいですかね笑。
塾に行ったことのなかった私は「こんな世界があるのか」と驚愕したと同時に、ラ・サールに合格したみんなに負けたくないなと思いました。
ラ・サールに再チャレンジ
とはいえ、当時住んでいた離島に塾はなく学校の授業と月に一回届くZ会を頼りに勉強を進めていきました。
学校のテストでいい点数が取れても「これでいいんだろうか」という不安が常に付きまとっていたのは今でも覚えています。
中3からは本土に戻りまして、同様の生活をしていました。
7月に部活を引退すると本格的に受験勉強に取り掛かるわけですが、中学受験時の記憶がよみがえり自分の勉強に自信が持てません。
そんな私の不安を察した母がラ・サール受験専門の塾に問い合わせをしてくれました。
中3の夏から入れるようなところではなかったそうですが、テストを受けてなんとか入塾。(多分ギリギリ…)
塾に入ってから
はじめての塾は全てが新鮮だった記憶があります。
ラ・サールの社会に世界史が出るなんて塾ではじめて知りました。
みんなが知っている英文法を僕だけ知りませんでした。
毎週のテストで出題される問題は習ってないものばかりで、全部吸収しました。
…周りのみんながとても頭が良さそうに見えたので、負けじと家で復習を頑張りました。
入塾時はほぼクラス最下位でしたが、受験直前時には上位3分の1にはなっていたと思います。
そのまま勢いに乗る形で念願のラ・サール高校に合格することができました。
塾は私の知らないラ・サールの情報をたくさん持っていて、当時の私は情報の価値を痛感します。
ラ・サールという環境
晴れてラ・サール高校に入学し、今までとは異なる環境で勉強することになります。
先生方から言われたのは「学校の試験で上位をキープできれば行きたい学校に行ける」ということ。
進学実績という根拠もあったので私はその言葉を鵜呑みにして、学校の試験でいい点数を取ることだけ頑張りました。
その結果どうだったかというと、ある程度の点数の余裕を持って東大に現役合格です。
正直、ラサール受験に比べるととても楽に合格できました。
その理由は「このままの勉強で本当に合格できるんだろうか」という不安が一切なかったこと。
授業の進度や難易度、周りの受験生のレベルの高さからも学校を疑うことはありませんでした。
自分がやっている勉強を100%信じることができる大切さを身をもって経験しました。
首都圏と地方の教育格差
大学受験において首都圏と地方の教育格差は広がり続ける一方です。
中学受験に関する情報から大学受験のための環境まであらゆる要素において、教育については首都圏や関西圏が有利です。
勘違いしないでいただきたいのは、地方の教育・先生の質が劣っているわけでは決してありません。
単純に情報の量や触れる機会、受験の環境があちらの方が多いのです。
情報があるかないか、環境があるかないかで言われたらあった方が良いに決まっています。
東大に在学している間も友人の話を聞いたりして、鹿児島と首都圏の違いを改めて認識しました。
教育への思い
私が教育に携わりたいと思い始めたのは自衛隊に入ってからです。
自衛隊は入隊すると、まず自衛官になるための訓練学校に入ります。
そこでは優秀な教官方のご指導のもと、毎日訓練や勉学に励みます。
私はそこで教育の素晴らしさを見ました。
教官方は生徒のために入念に訓練の準備をし、本気で訓練を実施し、指導する。
それに対して生徒は真剣な態度で訓練を行い、指導に対しても真剣な眼差しで返事をする。
教官と生徒が本気で教え・応える姿を見て、こんな教育ができたらどんなにいいだろうかと思いました。
私にできること
私にできる教育とは何かを考えたとき、中学から感じていた「地域による教育格差」が浮かび上がります。
当時の私のように、地元で勉強に不安を感じる生徒を一人でも助けることができたら。
その思いから当塾を開校いたしました。
「首都圏の生徒はなぜ受験で有利なのか」
「じゃあ我々地方の生徒はどうすれば良いのか」
私自身の受験経験や東大の大学生活で得た知見から、一人でも多くの受験生に伝えたい。
自衛隊の学校のように、勉強に真剣なあなたに対して本気で授業をしたい。
今私にできることは一部屋の教室に収まるだけの少人数に対してですが、とても大切なことだと感じています。
当塾では生徒一人ひとりを大事にし、あなたにとって最適な道を歩めるよう全力でサポートします。
勉強・受験に対して真剣なあなた。
私と一緒に勉強しませんか?