日記

100点を目指さぬ者に課題は見えぬ

もうすぐ生徒の学校では定期試験があります。

高1と高2の生徒には「100点を取ってこい」と指令を出しました。

実際100点とれるかどうかは置いといて。

試験は基本、100点を目指してもらわないと答案が返ってきた時の反省がものすごくふんわりしたものになってしまいます。

「80くらいでいいや」の気持ちでテストに臨んでしまうと、いざ答案が返ってきた時の反省が「もっとやっておけば」で終わりますよね。

「100を目指した」は「試験に向けてやれることはやった」といえます。

やれることはやった上で答案が返ってくると

○「自分の試験対策のどこが足りなかったのか」

○「どこが余計だったのか」

などテスト結果を自分の試験勉強のフィードバックに利用できるわけです。

というより、本来試験の意義はそこにあるはずです。

テストを

「学校が出すから仕方なくやるもの」と捉えるのか

「受験に向けた勉強を自分ができているのか確認するためのもの」と捉えるのか。

試験の存在意義をしっかり考えているなら、自ずとやるべきことにたどり着くでしょう。

ここからは蛇足です。

今回の話に限らず、私は学生にこそ大人の考え方をしてほしいと思っています。

私のまだ短い人生の中でわかったこととして

「大人の考え方ができている子どもはとても成長が早い」

「そのうち自分は大人になると思っている人はいつまで経っても子ども」

があります。

1つ目についてですが、

私は教育に関する子育ての本を「親に実践させるより自分がこれ読んだ方が早いじゃん」と思って読んでましたし、先生だけが持っている”学習指導要領が書いてある教科書”を僕に読ませろと小学校の頃から常々思っていました。

小さい頃から大人(教える側)の考え方を理解しようとしていた姿勢は私にとって大いにプラスであったと今はいえます。

2つ目は私への戒めです(笑)。特に書くことはありません。

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