日記

進路の決めかた

突然ですが、あなたは志望校をどうやって決めましたか?

大学自体への憧れや、将来の夢へのステップなど、色々決め方はあると思います。

即断できた人もいれば、なかなか決めれない人もいるでしょう。

今回は、後者のような進路に悩む学生へのアドバイスのようなものを少々。

志望校に悩む大半の方が将来の夢、あるいは何を学ぶべきかに重点を置いていると思います。

その前提での話をします。

まず、そもそも高校生で無理に将来の仕事を決める必要はありません。

基本的に、大卒前提の企業は高校生に対して職場を知ってもらう機会を設けていません。

ですから、職業を知る方法がほぼネットの情報のみにとどまってしまいます。

ネットで得られるものなんてたかが知れている。

私はもともと憧れていた企業のインターンや説明会で「絶対行かね」となりました。

何になりたいかは大学に入ってから探しましょう。

お医者さんと研究者以外の職業なら大体はどの学部からでもなれますので安心してください。

そうなると、志望校をどう決めれば良いのか?となりますよね。

私は「何を学びたいか」「どこで学びたいか」で決めるのがおすすめです。

先ほど、高校生に職場体験の機会は用意されていないと言いましたが、大学体験の機会は充実しています。

オープンキャンパスはもちろんのこと、高校生のための講義をやっている大学も。

例えば東大でしたら「高校生と大学生のための金曜特別講座」(ネットあり)というのをやっています。

さまざまな学部の教授が一回で完結する講義を計13回やってくれるものです。

難しい講義もあるでしょうが、その難しさの中に一回でもワクワクを感じたら儲けモン。

例えば、5/27は「『働かない』働きアリの進化生態学」、7/15は「ナチズムとその記憶〜ドイツの学校では歴史をどう学ぶか〜」をやるみたいです。

講義タイトルから興味そそられませんか?

一通り受ければきっと、どの学部で学びたいかの参考となることでしょう。

オープンキャンパスは是非是非行ってください。

高2の夏に行くのがベストだと思います。

高3は受験勉強で忙しいのと、高1は受験が再来年ということで将来を考えることに身が入らず旅行感覚になりがちだからです。

最後になりますが

何にしても、自分から行動しないと志望校はずっと悩んだままです。

調べないと何が学べるかわかりません。

何を調べればいいかわからないなら、無作為に情報が入ってくる場所に飛び込んでください。

ラジオでお気に入りの曲が見つかるように、無作為がゆえの素敵な出会いもあります。

ゆかり塾の高2にも色々勧めてみるつもりです。

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