もうすぐ12月、いよいよ受験間近になってきました。
本番が近い高3とはしばしば点数計画の話をします。
点数計画とはすなわち、それぞれの科目で何点くらいとるかの目安を作ることです。
例えば「英語で140、数学で180、理科で200をとる」といった具合です。
今までの合格最低点や合格平均点を基準に、「自分ならどういう点数の取り方をすれば現実的な合格が可能なのか」を考えてもらいます。
その目標点数に向けて今すべき勉強内容を分析してもらう、という狙いもありますが。
私が生徒と点数についての話をする1番の目的は「エンジンを再稼働してもらう」ことにあります。
自分の得意不得意を踏まえて、実際どのくらいの点数をとることなら可能なのか?
大抵の人は最初に設定した各科目の目標点数を足しても合格点に届いていないことが多いです。
その設定で届かないことに気づくと、もちろん上方修正することになります。
そして、完成した点数設定を目の当たりにして
「こんなにとらなきゃいけないのか」
と焦るわけです。
人にもよりますが、受験直前は燃え尽きやすい傾向にあります。
私自身もセンター直前で燃え尽きてしまいました。
そうならないよう、生徒たちには最後まで走り抜けてほしいです。