日記

地方公立の傾向

夏の暑さもようやく落ち着きを取り戻しつつあります。

塾の夏季休暇が終わり,年度もほぼ折り返し地点となりました。

ゆかり塾では公立生と私立生が半々ですが,公立の生徒は得意・苦手科目に特徴があるように思いました。

公立生は英語・数学が得意で,理科・社会が苦手な傾向にあるという特徴です。

特に英語はみんなできるイメージがあります。

私の周りがたまたまなのでしょうか?

この傾向がなぜなのかと言われたら,とりあえずカリキュラムの問題なのだとは思いますがどうもそれだけではないような気がします。

ラ・サールの話にはなりますが,ラサールでは1年生の頃から理科社会の大切さを口酸っぱく言われます。

特にラ・サールの入試試験は理科社会の配点が英国数の半分ですから,舐めてしまう生徒が多いのかもしれません。

「理科社会が苦手なヤツは大体落ちる」

担任も学年主任も口を揃えていっていましたし,OBの進学実績を見ても理社の成績と入試の合否にはかなり相関がありそうでした。

一方で公立はこのような話がされることを聞いたことがありません。

学校全体としての意識の差もありそうです。

理科社会が苦手というのはさておいて,逆に英数が強いのはとてもいいことです。

英語も数学も小さい頃からの下地が必要で,苦手を得意に変えるのは至難の業。

他の人と同じくらいの勉強量でそのまま合格ラインに到達できます。

一方,理科社会は高校からのスタートみたいなもんなので苦手を得意にするのにさほど時間はかかりません。

ちゃんと逃げずに勉強しさえすれば,追いつくことができます。

公立のカリキュラムを聞く限り,どうしても「理科は2年生から本番」のような印象を受けます。

ゆえにゆかり塾も2年生から理科をスタートしています。

本音を言えば,1年生からやりたいです。

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