大学時代、仲の良い後輩たちと小説リレーをやりました。
リレー小説とは、誰かが小説の出だしを書いてその続きを違う人が書いて、またその続きを別の人が・・・
と何人かによって作り上げる小説のことです。
それぞれの人が出だしを書くので、参加した人数分の小説ができあがります。
出だしの文章はもちろん個性が出るのですが、それだけでなく引き継ぎ方に個性が出ます。
前の文章のスタイルを引き継いで書こうとする人、前の人の文体をガン無視で自分流を全面に押し出す人。
そもそもは自分の書いた出だしがどう結末を迎えるのかを楽しみに始めたのですが、みんなの引き継ぎ方が面白く予想以上に楽しめました。
ちなみに、私の書いた出だしは
「トラウマで特定の音域が聞こえないピアニスト」です。
どうやら「四月は君の嘘」という漫画と内容がまんま一緒だったようで、後輩たちから総ツッコミをもらいました。