「チ。」という漫画を読みました。とても面白かったです。
中世当時、不動の常識であった天動説に対して地動説を唱える人々の物語となっています。
学ぶとはどういうことか、真理を追い求めるとはどういうことか。
その難しさや素晴らしさをひしひしと感じることができました。
君たちは 恐らく人生で初めて、
自らの運命を変える挑戦権を得ている。
一生快適な自己否定に留まるか、
全てを捨てて自己肯定に賭けて出るか、どちらを選ぶも自由だ。
人は元来 自然にそれに憧れ、それを欲するように
設計されているのだよ。それを求めるところこそが、
人間の数少ない尊さであると考えている。
答えるのは君だ。君が、心の底で憧れ、求めたもの
それに気づきたまえ。
読んでない人からするとちょっとイタイかもわかりませんが、「うおおおお」と熱くなるセリフがいくらでも出てきます。
(読んだ人と読んでない人の温度差は仕方ないですね)
命を張ってまで真理を追い求める彼らの姿には心が震えます。
ぜひ読んでみてはいかがでしょうか。
私も2つめの引用にあるとおり、何かを考えて追い求める行為は「尊い」と表現するのが1番しっくりきます。
塾の授業ではその尊い時間を大切にしているつもりです。
あまり大切にしすぎると悪戯に時間が消えてしまうことにもなるので、バランスも必要ですが。