日記

シール

ピアノを習っていた頃の話です。

練習している曲が十分に弾けるようになったと先生に認められた時、シールがもらえました。

シールは自分で選ぶことができて、たくさんある中からいつも車のシールを選んでいました。

ちゃちいシールではなくそこそこのサイズのキラキラしたかっこいいデザインだったのを覚えています。

当時は先生に認められる嬉しさよりシールをもらえる嬉しさの方が大きかったです。

つまり、シールのためにピアノを頑張るって感じ。

ある程度成長すると基本的に「自分のため」に何かを学ぶので、褒賞の類は必要としなくなりました。

しかし、文房具屋でシールを見かけたときにシールで喜んでいた当時のことを思い出して

「高校生でもシールもらったら嬉しいのかな」とふと考えました。

例えば生徒がノルマを達成した時やテストで頑張った時にシールをあげるのはどうだろうか…。

自分だったらどうだろうと想像しますが、なんなら今の年齢でももらえたら嬉しいまであります。

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