アコーディオンをご存知ですか?
両手で抱える、鍵盤やらジャバラがついた楽器です。
「パリ カフェ 音楽」なんかで調べるとアコーディオンの曲が聴けるでしょう。
私は大学生の頃(一時期だけども)、コンサディーナという楽器を演奏していました。
コンサディーナはアコーディオンの仲間です。
サイズは随分と小ぶりになって、鍵盤がなくなった代わりに蛇腹を挟んで両サイドに白い突起がいっぱいあります。
この白い突起を押しながら蛇腹を圧縮したり伸ばしたりすると音が出るのですが・・・。
問題点が2つあります。
一つは白い突起が区別がつかないということです。
鍵盤はまだ白黒ありますが、コンサディーナは全く同じ突起が整列してズラッと。
見分けがつきません。
体に染み込ませないととてもじゃないですが演奏できません。
2つ目の問題点は蛇腹を圧縮する時と伸ばすときで違う音が出るということです。
普通のアコーディオンはどっちだろうと同じ音なのですがコンサディーナはそうはいかず。
演奏するためには突起を押す指の動きだけではなく腕の動きも練習しなければいけません。
見てる分には演奏者の動きが単調じゃなくて面白いんですけどね。
当時とてもそんなマイナー楽器を買う決断はできず、私は先輩のものを使って練習していました。
練習しているとこんなクセの強い楽器でも愛着が湧いてきます。
奏でる音も独特なので一度youtubeなどで見てみてはいかがでしょうか。
一回つけ麺屋に置きっ放しにした記憶があります。
店員も見つけた時は呼び名に困ったことでしょう。