僕はあまり「頑張れ」という言葉を使いません。
別に、言われて嫌な思いをするわけではないです。
部活のレース中も「頑張れ」という声援でパワーをもらっていました。
頑張るという言葉は一見ポジティブです。
努力する直向きな姿勢は、人間のあるべき姿のようにも見えます。
しかし、人間は頑張ったあと大概はロクなことをしません。
モラルライセンシングというものです。
ダイエットにしかり仕事にしかり。
人間、良いことをした後は悪いことをしてもいいという精神に陥りがちです。
おまけに、見返りも求めてしまいます。
頑張らないためにはどうすればいいのか。
それは勉強以外の時間に勉強について考えることです。
「勉強の計画」→ 勉強 → テスト → 「テスト結果に基づいた勉強の反省・改善」 →「勉強の計画」→ …
「」のついた部分は全部勉強以外の時間ですが、勉強時間と同じくらい大事な時間です。
反省に基づいた計画を立てると、
勉強というものは「頑張るもの」ではなく「何も考えず淡々とこなす作業」になります。
その域まで達したらもう勝ちで、勉強が全く苦ではなくなります。
「計画を立てること」と「勉強が作業になること」の因果関係がわからない人は一回実践してみてほしいです。
本当に頭がいい人とそうでない人の差は、勉強中ではなく勉強時間以外での頭の使い方にあると僕は思っています。